「母と暮せば」 完成披露試写会レポ<1>

2015年11月22日(日) 

有楽町・丸の内ピカデリー1で行われた

映画「母と暮せば」の完成披露試写会に行って来ました。
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一般枠での当選です。FC枠、J-web枠はエントリーしなかったので。

公開前に一足早く作品を鑑賞させていただき(しかも無料で!)、

監督・キャストによる舞台挨拶という有り難き幸せの現場に立ち会わせていただいた者として

微力ながらも、少しでも多くの方にこの映画のことを知ってもらうよう努めることが

♪「ぼーくらの使命~~だろ~~」♪

ということで、簡易ではありますが舞台挨拶と映画の感想(ネタバレ無しで)をまとめてみます。



 舞台挨拶

上映前、所要時間30分。

司会はテレビ朝日の大下容子アナ。ワイドスクランブルの方です。

藤色の着物をお召しになった吉永小百合さんが、それはそれはお美しくて。

そこだけ、照明が違うのではないかというくらい輝いていました。

ご高齢の山田監督ですがとてもしっかりとした足取り。

30分間しっかりどっしり立ったまま、映画への想いを伝えてくださいました。

グレーのスーツを着た和也さん。

両足を肩幅に開き、姿勢よくキリリと立って居ましたが

途中、お隣の山田監督に近づいてコショコショ何か話したり

挨拶中に涙ぐんでしまった本田望結ちゃんに言葉をかけたり。

山田監督とのコショコショお喋りは結構多くて、監督もおキライではないんだな、という様子(笑)

映画の中で「浩二はおしゃべり」と言われていますが

現実の和也さんもオシャベリフェアリーでありました(笑)

フェアリー和也は目線も上下左右、よく動かしていたので、会場にいる人たちを隈なく見てくれたのかな、と勝手に思っています。

MCの質問に答えているとき、和也さんがごく自然に「小百合さん」と言っていたのがとても印象的でした。

その小百合さんに「フェアリーのよう」と言われた和也さん。

SWITCHのテキストでも「フェアリー」と言ってましたから、心の底から天才フェアリー、と思ってくださってるのでしょうね。

「即刻フェアリー和也に改名します!」と返す和也さんもさすがです。

浅野忠信さん、加藤健一さん、そして黒木華ちゃんも場面に合わせた受け答えが見事

「亡霊でもいいから誰に会いたいか?」という質問では

監督が奥様、小百合さんがお父様、そして本田望結ちゃんがワンちゃんのことを挙げ、少ししんみりした空気になってしまったのですが、和也さん始め他のお三方が温かく笑いのある雰囲気に変えてくれました。

挨拶の最後、監督が「どうしてもフィルムで上映したい」と強く希望され、丸の内ピカデリーにはまだフィルム映写機が残っていたことからおそらく今回限りでフィルム上映できることになった、と話してくださいました。

2日くらい前から映写機のメンテをして、何度も何度もテストをして、完成披露試写でのフィルム上映実現となったそうです。

そういったお話をもっともっと聞いていたかったけど、(そして皆さんを見ていたかったけど)、30分の舞台挨拶は本当にあっという間でした。




映画本編

既に各所で言われているように、悲しくて切ないけれど、でも心が温かくなる、本当に本当に優しい作品です。

「誰かを頼って頼られて。寄り添って生きていくって素敵だな」と心から思える作品でした。

観る前は、母・伸子と息子・浩二の関係、そして浩二と恋人・町子の関係に注目していましたが

実際に鑑賞して、伸子と町子の関係が一番胸に沁みました。

戦中・戦後だろうと、現代だろうと、いつの時代も大切な人を想う気持ちは変わらないものなんだ、と思わせてくれます。

「戦争」がテーマではあるけれど、敬遠せずにいろいろな世代に観て欲しい。

確かに戦中戦後のお話ではありますが、「家族」や「人との繋がり」のイメージの方が断然強いです。

戦争、原爆をダイレクトに表した、目を覆いたくなるようなシーンはありません。

観ている人が自分で想像するような、そんな描き方です。

上映開始後、数分であちらこちらから常に洟をすする音が。

私もたくさん涙が出ました。

私は泣くと涙と同じくらい鼻水も出る性質なので、鼻をかみたかったのですが

会話だけで進むシーンが多いため、鼻をかむタイミングが見付からず、、、

仕方ないのでティッシュで鼻を押さえながら観てました。

帰宅してバッグを開けたら丸まったティッシュがいっぱい出てきた(笑)

上映後は涙が出過ぎてちょっと頭痛がするくらいでしたが

でも同じくらい笑えるシーンがたくさんあります!

本当に浩二くんは魅力的。

もっともっと伸子さんと浩二くんの掛け合いを見たかったです。

あと、加藤健一さん演じる「上海のおじさん」

名前もない役名ですが、とっても大事な役どころ。ものずごい存在感でした。

フィルム映像だったので、画面がチラチラしたりフィルムの切れ目のところで光が入ったり。

役者さんの声や、日常の音が「生きている」気がして(素人の感想ですけど)

時に舞台を観ているような錯覚にも陥りました。

単に大きなスクリーンで観た、のではなく『映画』を『映画館』で鑑賞させていただいたな、と貴重な機会に感謝しています。

悲しくなって切なくなってきっとまた泣いてしまうのはわかっていますが

でも終わったあとのあのスッキリとした温かな気持ちを思い出すと

また観たい、あの声を聴きたい、そして笑いたい!と思えます。

ド派手ではないけれど、堅物でもない、柔らかな、誰でも溶け込める映画です。

まだ胸がいっぱい過ぎて、うまい言葉でまとめられないのがもどかしいのですが・・・

ロングラン上映を願っています!




次の記事では、応募・当選~当日入場までの流れをまとめてみます。

<2>へ続く。













この記事へのコメント

2015年11月24日 19:47
わお、つばささん今年はすごいですね~
WSで見たよ~フェアリー和也さん
ほんとに妖精ですよね~
映画も。。亡くなった息子の亡霊って考えただけで号泣必死な私だけど
戦争映画もニガテなんだけど、つばささんの話聞いて観に行くのが楽しみになったよ!
つばさ
2015年11月24日 23:33
keiさん☆

コンサートはぜんっぜん当選しないのにねぇ(苦笑)ほんと、摩訶不思議。
息子さんのいらっしゃるkeiさんはもう観る前から涙涙かと思いますが…でもたくさん笑えます。本当にユーモアがあって可愛い息子なの!
「戦争」についての描き方も山田監督ならでは、と思います。
構えずに、妖精の母目線で楽しんでみてね。